Results tagged “花火” from 羽田直樹:健康と幸せと幸運と裕福をお届けします。ありがとうございます。

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花火の写真

花火の楽しみ方もいろいろありますが、写真もその1つです。

Facebookなどにも載せているのですが、結構、好評のようです。

望遠レンズを使って撮る場合の撮り方とLightroomでの編集方法です。

楽しみ方

星の写真も好きなのですが、機材や根気が必要になります。

その点、花火は手軽で似たような(?)写真が撮れます。

細かいところを見ていると、見たことのない星座や星雲のようで、楽しめます。

あと、どんな写真が出来上がるのか、想像がつかないところも面白かったりします。

撮ったままの写真では、あまりインパクトがないので、Lightroomなどで編集すると、また見えてなかったところが見えてきて、それも楽しいです。

20130720-_MG_0914-2.jpg

必要な機材

以下、必要な機材です。なくてもいいと思いますが、それほど特別なものではないです。

デジカメ

一眼レフがいいと思いますが、コンパクト・デジカメでもいいと思います。

ただし、あとの編集のことを考えると、Camera RAWで撮れるものがいいです。

JPEGですと8px毎の圧縮がかかり拡大するとボケてしまいます。拡大して編集する楽しみが減ってしまいます。

あと、RGBの色情報が8ビットの整数になってしまいます。

Camera RAWですと、12-14ビットの整数情報なので、編集の幅が全く広がります。

あとついでに、解像度よりも、1pxあたりのセンサーのサイズが大きいカメラのほうが、色の情報が多いので、編集にもいいです。

私が使っているのは、Canon 5D mk2とキットでついてきた28-105mmのレンズです。

三脚

手持ちで挑戦もいいかもしれませんが、安いものなので三脚があるほうがいいと思います。

私が使っているのは、$70ぐらいで買ったビデオ用の重い三脚です。

Clipboard01.png

レリーズ

シャッターを指で押すと、カメラが動いてしまうことがあるので、レリーズがあると便利です。

レリーズは、シャッターのケーブルで、スイッチを押すとシャッターが切れます。

タイマーを使う方法もありますが、花火の打ち上げのタイミングを見計らってシャッターを切りたいときには、レリーズが便利です。

カメラをバルブモード(Canonの場合、「B」)にすると、ボタンを押している間、シャッターが開きます。

純正は高いので、$10ぐらいで買った互換品を使っています。

望遠レンズ

なくてもいいと思いますが、距離によっては望遠レンズがあると、より楽しめるかと思います。

300-400mぐらいの距離だと、35mmフィルム相当で100mmぐらいの望遠レンズがいいように思いました。

花火大会

シリコンバレー付近ではあまり花火大会がありません。

ただ、夏の間、土曜日の夜にGreat Americaという遊園地で、5分ほどだけ花火を上げます。

駐車場は混むので、近くの住宅地に車を停めてそこから撮っています。

距離は400mぐらいかと思います。

Clipboard02.png

三脚の設定

ブレないように、脚を伸ばしても、エレベーター(?:三脚上部の1本だけで上に伸ばせる棒)は伸ばさないほうがいいです。

あとは、写真だけ撮るのではなく、花火を観るのも楽しみたいので、両方よく見えるように設定するといいかと思います。

カメラの撮影モード

B(バルブ)モードにします。レリーズを押している間、ずっとシャッターを開きます。

ISO

ISO設定は最小にします。ISO=100とかです。オートにしておくと、ISO=3200とかになってノイズだらけになってしまいます。

絞り

F値だと、8から11ぐらいが綺麗に撮れたように思います。

フォーカス

オートフォーカスは切って、マニュアルフォーカスにします。そうしないと、何もない空に向けていると、フォーカスが動いてピンぼけになってしまうことがあります。

手ブレ防止機能

使わないので、切っておきます。

置きピン

その代わりに、花火の打ち上げ場所辺りで前もって、なにかにピントを先に合わせておきます。置きピンとかいうそうです。

上記の場所では、遊園地の水のタンクの塔のようなのがあるので、それに合わせています。

ライブビューができるカメラであれば、倍率を上げて焦点を合わしておくのもいいと思います。

撮影中もライブビューがお薦めです。見やすいですし、ミラーの動きによるブレも少ないようです。

カメラの向きと画角

適当にライブビューを観ながら、合わせるといいかと思います。

シャッター

出来れば、花火が開く前にシャッターを開いて、開ききったらシャッター閉じると、綺麗に撮れると思います。

そのためには、タイマーではなくて、バルブモードでレリーズを使うのがいいかと思います。

単発の花火

花火も2-3発入ると、組み合わさって楽しいかと思います。

大体、8秒から15秒ぐらいで撮った写真が多いです。

スターマイン

明るすぎて露出オーバーになってしまいがちです。

設定を変える余裕もないので、2-3秒の露出で撮ったりしていますが、あまり綺麗には撮れていないです。

Lightroomでの編集


以下、個人的な好みの編集の順番です。

1)ハイライトを最小(-100)にする。

これで明るすぎて、見えなかった部分が見えてきます。

2)露出(exposure)を調整して、綺麗に見えるような明るさにする。

あとの編集もあるので、こころもち、ちょっと明るすぎかなと思うぐらいがいいかもしれません。

3)Black を下げる。

夜空の部分が黒く引き締まって見えるような感じがいいかと思います。

サンプルでは、-88になっています。

4)もう一度、露出を調整して綺麗に見える明るさにする。

ここで終わってもいいのですが、画面に色彩が足りないなぁと思うときは、以下のもいいかと思います。

5)Vibrance を上げて、華やかさを出す。

Saturationでは、不自然さがでるので、Vibranceでの調整のほうが好みです。

サンプルでは、+69になっています。

まとめ

ざっと書いてみましたが、断片的な情報になってしまったかもしれません。

いろいろ試してみると、もっと楽しめるかと思います。

尺玉クラスの枝垂れ桜の花火をこの方法で撮ってみたいなぁと思いますが、この辺りでは見れそうにないです。

綺麗なのが撮れましたら、見せて下さいね。

ありがとうございます。

-Naoki

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20120902-_MG_2239.jpg楽しみ

花火の写真を撮ったことはありますか?

お金もかけずに、ちょっと工夫をするだけで、思ったより結構綺麗に撮れたりします。

あと、面白いのが、どんな写真になるのか予想があまりつかないところがあります。

過去の写真

今年の夏の写真も含めて、以下にちょっとアップしています。

http://g3.hada.org/index.php/naoki/fire/fireworks

たいしたことはあまりないのですが、自分にとっては、結構満足な出来でした。


星の写真

いつもは花火の全景が収まるように、写真を撮っていたのですが、今年はちょっと趣旨を買えて、拡大してみました。

これが結構、面白くて、星の写真のようです。見たことのない星座のようで、そこがまた面白いと思いました。

アメリカの花火は、日本に比べると物足りないのですが、拡大の写真で撮ってみると、楽しみが増えました。

星の写真は、機材もいろいろお金がかかったりしますが、それに比べると花火はもっと手軽に楽しめると思いました。

必要機材

カメラと三脚があれば、とりあえず花火の写真が撮れます。

マニュアルでシャッターを開放にできるバルブモードがあるカメラであれば、レリーズがあるとさらにいいです。

レリーズがない場合

シャッターを手で押すと、ぶれたりしますので、レリーズがあるといいです。でも、ない場合には、タイミングがコントロールできませんが、10秒とかのタイマーで撮ることができます。

コンパクトデジカメ

ちょっと古いカメラなのですが、Canon G10というコンデジでも上記のように写真を撮っていました。

そのときの設定は、マニュアルモードで焦点距離は無限大にして、ISO 100でF8で10秒ぐらいでした。

コツは露出オーバーにならないように、ちょっと暗めに撮るといいかと思います。

一眼レフ

ズームで拡大した写真を撮ってみようと思ったときに、一眼レフのほうで撮ってみました。

バルブモードで、レリーズを使いました。ISO=100で、F10で、タイミングを見計らって、5秒から15秒ぐらいでした。

焦点は、無限大にはしていないです。打ち上げ場所が、たぶん、300-400mほど離れていると思ったのですが、そのあたりに水のタンクの塔なのか、目印になるものがありました。花火の始まる前に、そこに焦点を合わせておきました。

それで、オートフォーカスを切ってマニュアルフォーカスで、さらにライブビューで10倍ズームにして、焦点を合わせておきました。

あと、ライブビューができるカメラは、ミラーが上げたままにできるので、その状態でレリーズを使ってシャッターを切るといいようです。そうすると、ミラーの振動も低減できるようです。

望遠レンズ

最初、5D Mk2のキットでついてきた Canonの28-105mのレンズを使ってみました。

あとでもっとズームしてみたくなって、古いSIGMAの70-300mmで撮ってみましたが、
ピントがあまりあっていなかったのか、細部があまり綺麗に撮れませんでした。

Lightroom

撮った写真はLightroomでちょっと調整をしています。そのために、出来ればRAWで撮っておくといいかと思います。

JPEGだと、8x8ピクセルで圧縮をかけてしまうので、ピクセル単位で拡大してみると、ぼやけてしまいなんか編集する気が減ってしまったりします。

以下、私がよく調整する方法です。英語版を使っているので、日本語はちょっとよくわからないです。

1) Highlights を最小にする。これで露出オーバー気味の明るいところが戻ります。

2) Shadowsを適当に上に上げます。これで、暗い光も十分映るようになります。最大まであげると不自然に見えたり、背景が明るくなりすぎるようだと、少しもどします。

3) Exposure を上げて、綺麗に見える明るさにする。背景が明るくなると、花火っぽくなくなります。

4) Vibrance を不自然にならないくらいに上げます。そうすると灰色っぽい写真でも、色が入ります。

5) 最後、いい構図になるように切り取ります。

まとめ

とりあえず、カメラのほかに三脚があれば、花火や夜景の写真は撮れますので、ためしてみるといいと思いますよ。

ありがとうございます。

-Naoki

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