2005年10月 Archives
普通、怒りますよね。
でも、それが許されているのが、現在の健康食品業界なのです。健康食品にはいいものがたくさんありますが、 まがい物がたくさんあるのも事実です。
有効成分がラベルに書いてあるのに、カプセルの中には入っていないことがあったり、 カプセルやボトルによってまちまちだったりするというのが事実です。その原因は以下のことがあります。
- 原材料の品質管理。
- 原材料に異物混入の可能性とチェック。
- 最終製品での品質管理。
品質管理のチェックしていなければ、どうしようもありませんが、チェックして欠陥商品(defect)が見つかったら、どうするか? 捨てるしかないですよね?
でも、もう安心してください。DSHEAとGMPのことを知れば、もう大丈夫です。GMPの会社の製品を買えばいいのです。 GMPの規制強化により、GMPにのっとっていない会社は淘汰されます。
アメリカで1994年に栄養補助食品教育法案(DSHEA:Dietary Supplement Health and Education Act of 1994)という法律が施行されました。
http://www.cfsan.fda.gov/~dms/dietsupp.html
もともとは、「年々膨張する医療費を抑えたい」というアメリカ政府の意向から始まったDSHEAです。 それには2つのステップがありました。
- 消費者教育としての健康食品の有効性の公開
かなり画期的なことです。糖質栄養素では、http://www.glycoscience.org というウェブサイトに書かれています。 - GMP (Good Manufacturing Practices:適正製造基準)
製品の品質管理。
ただ、どういったわけか2の部分がしっかり実施されていなかったわけです。もちろん、コストはかなり余分にかかります。 それは製造者の良心でもありますし、医薬品業界からみたら当然のことです。私の扱っている糖質栄養素の製品は設立時から、 最初からそれがされているので安心なのですが、そうでなかったら、お客様に申し訳ないことになりますよね。
GMPの規制強化に関しては、かなり反発もあったようです。当然、反発するのはGMPを実施していない会社です。 そんな会社は淘汰されて当然です。
それが消費者にとって有益なことなります。
うれしいことですよね。
-Naoki
お友達の「こぐま杏」さんのマンガが「まんがライフ12月号」という4コマ漫画がメインの雑誌に掲載されました!
なんと、フルカラーです。雑誌の最後のところにあります。立ち読みでもいいので、見てみてください。
お友達が漫画デビューなんて感動です。漫画は絵を描く才能と、ストーリーの才能の2つが必要なので、すごいですよね。
こぐま杏さんは、私のMy Mixiにもいます。知らない人は探してみてください。
人気投票にぜひ、ご協力をお願いします。p184にあるフォームを葉書に貼って送るようです。
締め切りが11月5日だから、エアメールで早く送らないと。
-Naoki
ブレイン・ダンプ
ダンプは、ダンプカーのダンプです。
頭蓋骨をかち割って、脳味噌をドパッとこぼしてしまうような、スプラッターな感じのする言葉です。
なんのことかといえば、「仕様書」です。Spec とか specification とかもありますけど、 頭の中でシチューを作るようにグツグツ考えていたものを、ぶっちゃけて紙の状態にするって感じがしますね。
そうすると、ブレーンストーミング(brainstorming) なんて寄せ鍋みたいです。
-Naoki
糖質栄養素に限ったことではないのですが、サプリメントなどの吸収率を上げる方法です。ただし、 物によっては適さないものもありますので、自分で理解して自己責任においてしてください。
方法としては、非常に簡単です。ただ、飲み込まないで口の中で溶けるにまかせるのです。
通常、食べ物は胃で消化されて、小腸の表面から、吸収されます。次に門脈という血管で肝臓を経由してから、 全身の血管の血液に混じります。つまり、先に解毒処理されるわけです。
このプロセスによって、吸収されるのが遅くなり、解毒されて全部が吸収できないことになる可能性があります。でも、 このおかげで体に害のあるものを食べてしまっても、先に解毒処理があるので安全性が高まるわけです。
ですので、上記のように口からできるだけ吸収するという方法は、高品質のサプリメントなどであればいいのですが、 品質の悪いものは体を危険にさらす可能性も増えます。そして、通常、 サプリメントは胃と小腸から吸収されるようにデザインされていることが多いです。だから、自己責任においてくださいということです。
口からもかなり吸収されます。消化酵素(エンザイム)である唾液を出すこともあり、消化器官のひとつでもあります。また、 心臓発作の薬のように舌下においた薬が約20秒で心臓に届きます。
ここまで話して、もう気づいている方もいると思いますが、口の中に変なものを入れると門脈の安全機構を通さず、 血管に直接入る危険が高いです。
なんのことかというと、歯磨きペーストです。よく成分を調べるとかなり危ないものばかりが入っています。 アメリカで市販されている歯磨きペーストには、「もし飲み込んでしまったら、poison control (毒物緊急対策所)に連絡しろ。 」と書かれています。怖くないですか?
私も散々、調べてみたのですが、本当に安全そうなものは見つかりませんでした。しょうがないので、歯磨き粉なしで歯磨きしています。 もし、いいものをご存知でしたら、教えてください。
話が戻りますが、糖質栄養素を吸収するのに口から物を食べられない人は、お尻から(つまり浣腸で)吸収するという方法もあります。 この場合も大腸から吸収されるそうで、門脈を経由しないそうです。つまり必要なものを体のシステムに取り入れるということが重要です。 アルコールを浣腸したりすると急性アルコール中毒になる危険がかなりあるそうなので、同じく危険性は理解して、自己責任においてください。
-Naoki
食べ物 | 含まれる糖質栄養素 | メモ |
---|---|---|
でんぷん(米、麦、ポテト) | グルコース | アミラーゼによって分解 |
乳製品のラクトース(乳糖) | グルコース、ガラクトース | ラクターゼによりラクトースがグルコースとガラクトースに分解されます。乳糖不耐症の人は分解がなかなかできません |
アロエ・ベラ(医者いらず) | マンノース | アロエに含まれるアセマンナン(ベータマンナン)が、体内でマンノースに変換されます。 |
玄米 | マンノース | 米の胚芽の部分にビタミンEが含まれますが、玄米の皮の部分にマンノースが含まれます。 |
メイプルシロップ | キシロース | 酸化分解しやすいので、加工されたものにはあまり入っていないかもしれません。 |
母乳 | フコース、ガラクトサミン、グルコース、N-アセチルノイラミン、N-アセチルグルコサミン | お母さんが健康でないと、足りなくなる可能性がある。 |
モズク(フコイダン) | フコース | もずくに含まれるフコイダンもフコースの元となる糖質栄養素の1つです。 |
キチン・キトサン | N-アセチルグルコサミン | 動物性食物繊維です。カニなどの甲羅には、炭酸カルシウム、たんぱく質、キチン質があります。それを科学処理してキチン・キトサンが作られます。ただし、繊維質のポリマーなので、体内ではなかなか分解されません。キチンがN-アセチルグルコサミンで、キトサンがグルコサミン。 |
キノコ類 アガリスク、カバノアナタケ、霊芝(レイシ)など |
マンノース、フコース、グルコース | ベータグルカン(高分子多糖体)の形で含まれているので、煎じたり、酵素分解しないと単糖としては体内にはなかなか取り込めないです。 |
トラガカントゴム | ガラクトウロン酸とシアル酸 | |
グアーゴム | マンノースとガラクトース | マンノース1に対してガラクトース2の比率。 |
キサンタンゴム | マンノース、グルコース、グルクロン酸 | |
デキストラン | グルコース | |
コンドロイチン硫酸 | N-アセチルガラクトサミン |
ヌルヌルした食べ物に、よく糖質栄養素が含まれているようです。
「シンクロ率」というと、やっぱり、エヴァンゲリオンでしょうか?
日本に行ったときに、パチンコ屋さんは「北斗の拳」とエヴァンゲリオンばっかりでした。わたしはパチンコはしたことはないのですが、10年前にアメリカに来たころにTV放映されていたエヴァンゲリオンの世代の人たちが、パチンコで遊ぶ世代になったのかと思うとなんだか感慨深いものがありました。
本題のほうは、実はトラブルの話です。
今年、台湾に行ったときも、日本に行ったときも、両方3週間だったのですが、Palm端末と携帯がいっしょになっているTreo 650と、ノートPCのシンクロができなくなってしまいました。原因は同期ソフトの不具合があったのと、ケーブルの断線でした。
その間、スケジュールはまともに組めなくなるし、コンタクトリスト(連絡名簿)の管理もほとんどできなくなり、ビジネス活動がかなり低下してしまいました。実際にはなにもしなかったわけではなくて、紙のノートなどに書いて管理はしようとしていました。
首から上と下がつながっていないような、なんというか、具合の悪い感じでした。昔よくなった、金縛りのような感じかな。
他にもツールに頼っているのは、以下のようなものがあります。
Palm Desktop での住所録とスケジュール管理。
Microsoft Money (Small Business)での予算と経費の管理。
Emailソフトでのコミュニケーション。
これらがおかしくなると、すぐに影響がでてきてしまいます。
こんな風にツールやソフトに頼るのはどうかという意見も出てくるとおもいますが、私は大いに頼って活用するべきだと思います。
紙のノートであっても、活用するためには、本を分けたり、違う色のペンを使ったりして、いろいろ工夫する必要がでてきます。アナログからデジタルになっても同じです。
まとめです。
傾向:
自分にあったツールを使いこなすと、生産性は確実に上がる。管理ツールがおかしくなると、管理できなくなる。
対策:
管理ツールがおかしくならないように、ソフトウェアの変更などには注意して、データのバックアップとすぐに復旧できる準備をしておく。
参考:Jim Rohn "How to use a journal"
-Naoki