昔話:大学 ~ 2013

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宿題その2

昔話の続きです。

大学時代のアルバイト

高校1年のときに、パソコンを買ってもらったのですが、ゲームよりもプログラミングのほうに興味があって、変なプログラムを作って遊んでいました。

大学は夜間主コースというので、月曜日から木曜日は6PM-9PMの授業で、土曜日は10AM-7PMの授業がありました。

平日、昼間は時間があるので、1年の4月に車の免許を取りに行って、5月からプログラマーのアルバイトを始めました。

それが91年なので、20年以上、飽きずにソフトウェアの仕事をしています。

なにがいいたいかというと、それくらい楽しい仕事であるということです。

特に面白いのは、答えがわかるというところです。世の中のほとんどのことには明確な答えが出ないものですが、コンピュータでは答えというか、計算結果がわかるというものです。

1-2年生は製薬会社の子会社で、病院関係のシステムを作りました。

3年生のときは、建築会社で建築の積算システムを作りました。

4年生のときは、開発が私一人だったのですが、FAXの配信システムとウェブサイトを作りました。

渡米

父とは約束があって、30歳までは好きなことをしていていいけれども、その後、家に戻って家業のお茶を継ぐというものでした。

東京で会社勤めするよりも、スティーブ・ジョブスがインドでなにかを見つけたように、行ってみようかと思いました。

それかアメリカもいいと思いました。今もそうですが、当時コンピュータのベースとなるものがほとんどアメリカから来ていたように思ったからです。

大学4年の春にソフトウェア開発のアルバイト先を探していて、面接時に「卒業したらアメリカに行きたいんです」と言ったら、「うちの関連会社がアメリカにあるので、その点は協力できる」ということで話が進みました。

会社のほうもそうですが、私のほうもノリだけで、よく決めたものだと思います。こういうのは、渡しに船というご縁ですね。

実際には、関連会社というより、知り合いが会社を経営してたくらいでした。

リストラ

日本の会社に属して、アメリカのほうで合同プロジェクトをするということで、渡米しました。場所は、カリフォルニアのニューポートビーチで、ディズニーランドから車で20分ほど南でした。

来た当日、社長さんからは「これまでデータベースのカスタマイズのような仕事をしてきたけれども、いまいる人たちは全員レイオフにします。これからは、私と2人でインターネットビジネスをしましょう」ということでした。 就労ビザもその会社では出せないので、他の知り合いの会社経由にしようという話になりました。

日本から来る若者がいるから、そのサポートをしてくれたのだと思います。

プロジェクトのほうはあまり進まず、2ヶ月で他の会社に行けとなりました。

次の会社で就労ビザを出してもらう予定でしたが、そこも2ヶ月だけとなりました。合同プロジェクトで、Windows 95の使い方のCD-ROMのソフト作りでした。

また次の会社との合同プロジェクトということで、3ヶ月ほど日本の教材のCD-ROMソフトと子供向けのゲームのプロジェクトに関わりました。

シリコンバレー

アメリカで3つめの会社は、シリコンバレーに引っ越しするということで、一緒に引っ越しすることになりました。

別のウェブサイトの会社を作るということで、その会社から就労ビザを出してもらいました。

プログラミング言語のJavaの開発者向けの情報を日本語と英語で発信するというサイトで、JavaCats.com というサイトでした。

以下のアーカイブサイトに、当時のウェブサイトが残っています。

http://web.archive.org/web/20010224163250/http://www.javacats.com/

社員は2人で、社長は他の大きなプロジェクトの会社と兼任で、ウェブサイトの開発もプロジェクト管理も翻訳もほとんど私のほうでした。

1週間に70時間ほど働いていましたが、2年半で資金が尽きてきて、給料カットとなりました。

年収3万3千ドルでだったのですが、あまり余裕のない生活でしたので、潮時と判断しました。

会社から永住権の申請などは出来ない状況だったので、そのとき付き合っていた彼女と結婚して永住権の申請としました。

結婚

会社からの永住権の申請はできないと早い段階でわかっていましたので、永住権の申請は結婚が一番てっとりばやいと思い、最初からその予定でした。

彼女ができるまでは、プライベートの時間では日本人の人とは会わないようにしていました。

英語もあまりできないし、時間もないしということで、自分のプロフィールのサイトを作って、出会い系の掲示板で募集しました。

今では普通ですが、96年とかなので、当時は珍しかったです。

永住権

給料カットの連絡とプロポーズが3月ぐらいで、結婚が5月で、永住権の申請が7月ぐらいでした。

両親にもあまり連絡しないで結婚したので、驚いていたようです。

一応、年賀状にプリクラの写真を貼って送っていたので、、結婚の1週間ほど前に連絡だけしたぐらいでした。

子供のころからそうだったのですが、自分がしたいことについて、反対もそうですが、意見されるのは、好きではなくて、大切なことは誰にも相談せず、自分で決めていました。

本当は誰にとってもそれがいいようです。生まれる前に立てた計画というのがあって、分かれ道に来たときに、ワクワクするほうに行くとその計画のほうに行けるようです。

ワクワクするのは、本人にしかわからないことなので、人に相談しないほうがいいようです。

転職活動

シリコンバレー・ベイエリアの職探しのニュースグループで、「web」で検索して出てきたのが、300件あったので、内容も読まずに全部にレジュメを送りました。

株式公開前のeBayなども面接したのですが、プレイステーションのゲーム友達とバイク友達のいたアドビのほうに決まりました。

アドビ

品質管理だったりl、開発だったりもしまいたが、11年お世話になりました。

関わった製品は、ImageStyler, ImageReady 2 (Photoshop 5.5にバンドル), GoLive 4-7, Photoshop CS-CS5 で、Photoshopチームが一番長く7年お世話になりました。

11年で7回ほどレイオフがありましたが、CS5 の開発途中でレイオフとなりましたが、CS5出荷まで働いていました。

SportVision

アドビの後、4ヶ月、この会社で働いていました。TVのスポーツ関係の映像にリアルタイムでコンピューターの映像を合成する技術の会社です。

関わったのは、NASCARレースの放映時に、レーシングカーに搭載している位置情報が加速度センサーなどからの情報をインターネット経由で送り、パソコン上で3Dで再現するというものでした。

詳しく書くのはやめておきますが、人間関係のとてもいい修行になりました。

サービス自体は面白いもので、いい経験になりました。

日立

現在は日立データシステムのほうで、データセンターにあるストレージマシンの管理ソフトの開発に関わっています。

契約社員ですが、去年の1月から自分の会社を設立して、会社契約(C2C: Corp-to-corp)としています。

カリフォルニアは税金が高く、年収5万ドル以上の収入の人は、45%ほど税金がとられてしまいます。

仕事の内容は同じだとして、節税効果を最大にすることができるのは、自分の会社にすることなので、それができるようにしていただいて、とても感謝しています。

財テク

30歳前のときに、実家に戻るかどうするかということがあったのですが、それはできないとしました。

理由はともかく、それができないのは自分に、経済的な知識がたりず、ビジネスの経験もないからだと自分で思いました。

それから、「金持ち父さん」の本で勉強したり、サイドビジネスをいくつかしてみたりしました

株も不動産投資もいろいろしてみました。

これらに関連して、以下のMLを主催しています。
http://groups.yahoo.co.jp/group/us-finance/
http://groups.yahoo.co.jp/group/svbiz/

手間はかかったものの、とてもいい経験になりました。

糖質栄養素ビジネスとか、ブログで書いてあるのもその1つです。

変な人

控えめに自分で見ても、やっぱり変な人の部類に入ってしまっています。

お酒も飲まないし、なんちゃってベジタリアンですし、子供は2人とも自宅出産、予防接種なし、ホームスクールの予定です。

それらには理由があるのですけど、自分でそうしたいと思ったことをしているだけです。

限定解除

ベジタリアンとか言っても、ただの好き嫌いです。

今回、帰国もあって、人付き合いの時は、ベジタリアンの限定解除として、魚は食べるようにしました。

でも肉はもう食べられないような気がします。

スピリチュアル

と書くと、なんかよくわからないのですが、宗教でなく、人が幸せになる方法だと思います。

上記の糖質栄養素ビジネスで、健康上のチャレンジのある方とたくさん知り合いました。

生活習慣病と呼ばれるものは、ある程度は、本人の責任だとも思いました。

ただ、先天性の難病の人や、6歳とかで小児麻痺で寝たきりになってしまった人とか、なぜこんなことがという疑問から、興味を持ちました。

今はインターネットでいくらでも情報は得ることができるので、もう、組織宗教というのもは役目を終えている時代なのだと思います。

そうすると、スピリチュアルとかいうカテゴリになるようです。

エンジニア的な見方をすると、今の世の中は、なにもしないでは、健康でいることも出来ず、幸せになれないように設計されている、または設定されていると思います。

なぜかというと、少々厳しい環境にしたほうが、魂レベルで学べるものが多いのでしょう。

かといって、幸せになる方法というのは、人生のそこらじゅうにちりばめられていて簡単に見つかるようにされているようです。

まるで幼児に手取り足取りいろんなことを教えてあげるように、教えてもらっているように思います。

これらに関連して、以下のMLを主催しています。
http://groups.yahoo.co.jp/group/sp/

まとめ

今回は、ちょっと昔話を書かせていただきました。

今度、会うときにはみなさんのお話をお聞かせくださいませ。

ありがとうございます。


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