フリーラジカルの元

フリーラジカル(Free Radical、活性酸素)の元には、さまざまなものがあります。

• 太陽光線 (特に紫外線)
• ストレス
• 環境汚染（オゾンなど）
• 新陳代謝
• 喫煙
• 毒物
• 公害
• Ｘ線
• 放射線
• 飛行機での旅行
• 薬
• 食事
• アルコール
• 重金属

飛行機での旅行というのが結構、驚きの人もいると思います。私も最初、聞いたとき耳を疑いました。 ジェット機に乗ってで高い高度にいると宇宙線の影響をたくさん受けます。宇宙線とは宇宙空間にある放射線ですが、 大気中の水などに吸収されるため地上に到達する前にはほとんどなくなります。 サンフランシスコからニューヨークまでジェット機では４時間ほどのフライトなのですが、 それで体に受ける放射線の量は胸のＸ線撮影の８回分と言われています。それによってやはり免疫の低下もあるようで、 飛行機に乗って風邪をひいたりしやすくのなるのは単に狭い空間にたくさん人がいるからだけでもないようです。

人間の細胞内にあるミトコンドリアの新陳代謝により、呼吸している２％の酸素がフリーラジカルになってしまいます。 これは逃れようがありませんが、通常は十分な抗酸化物質があれば、大丈夫です。

ただし、喫煙により、１本のタバコから、 10,000,000,000,000,000個のフリーラジカルが肺の中にできてしまいます。これは、 上記の通常の１日の新陳代謝にも値する量です。健康を考えるならば、タバコは絶対にやめましょう。ストレス解消にタバコを吸うというのも、 体に負担をよけいにかけてしまうことになりかねないです。

日本の会社では重要事項は会議室ではなく喫煙室で決まる、ということがあります。だから、 タバコは絶対に避けられないという人もいます。でも、自分の体の健康を気遣うことができるのは自分です。