重曹でオルガニック掃除:ベーキング・パウダーに注意

|

このエントリーをはてなブックマークに追加

最近のお気に入りは、小林正観さんの本でして、お掃除をしていました。

『ツキを呼ぶ「トイレ掃除」―宝くじ当選!理想の人と結婚!赤ちゃんができた! 』という本を読んでからです。

いろいろいいことや面白いことが書いてあるのですが、特に参考になったのは、重曹と酢を使った掃除方法です。

糖鎖構造栄養素ビジネスの関係で、サプリのほかに、体にいいものやよくないものの事も聞いたり勉強していましたので、洗剤にも気を使っていました。

トイレやシャワーの洗剤など、こすらないでもきれいになるといううたい文句のものなどは、結構、体にはよくないものが入っています。

それで、洗剤なしで、たわしだけでこすったりしていたのですが、満足のいくようにはきれいにできませんでした。

それで、重曹と酢を使うのは、とてもいいと思ったわけです。図入りで説明もされています。両方とも、食べ物にも使えるものですので、人体的にも環境的にもやさしいわけです。

組み合わせが特にいいと思います。重曹はアルカリ性ですので、酸性の成分や脂分をきれいにしてくれます。酢は賛成なので、アルカリ成分とカルシウム分などをきれいにしてくれます。

ところで、アメリカでは、重曹はベーキング・ソーダ(baking soda)といいます。似たようなのが、ベーキング・パウダー(baking power)というのがあります。

紛らわしいことに、英和辞典で引くと、両方とも「膨らし粉」です。この違いに気がついたのは最近で、1年近く間違った使い方をしていたと気がつきました。

ニュージェント博士の書いた本で、洗濯の洗剤はあまり体によくないので、ベーキング・ソーダ(重曹)とまぜることで、洗剤の量を減らすことが出来ると書かれていました。 掃除も重曹でOKという話でした。

勘違いしたままの私は、ベーキング・パウダーを買ってきて、掃除につかったり、洗濯に使ったりしていました。全然、きれいにならないけど、こんなものかなと、思っていました。

それよりも、洗濯して乾燥させると、なんだか、雑巾を炎天下で乾かしたようなガビガビになってしまっていました。タオルなど、たわしのようになっていました。

不思議だなぁ。カリフォルニアは乾燥しているからかなとずっと思っていました。

違いました。ベーキング・パウダーのおかげというか、せいでした。

もともと重曹が、ベーキング・ソーダと呼ばれるには、パンなどの膨らし粉となるからです。加熱すると、二酸化炭素がでて膨らむわけです。

でも、二酸化炭素が出るだけでは、すぐにしぼんでしまいます。そこで、コーンスターチ(でんぷん)を加えるというのが、解決方法になりました。でんぷんですので、水と熱で、ご飯のように糊のようになります。それによって、膨らんだ状態を固定できるわけです。

そうです。ベーキング・パウダーといわれて売っていたのは、コーンスターチ入りの重曹でした。ほかの成分もありました。

ですので、洗剤としての有効成分の重曹がすくなくて、洗浄効果が少なかったわけです。

さらに、コーンスターチのおかげで、洗濯物が全部、糊つきになってしまっていました。ワイシャツやカッターシャツ洗う分にはよかったのですが、靴下からタオルまで、みんながちがちになってしまったわけです。

というわけで、ベーキング・ソーダ(重曹)を使いましょう。

-Naoki

お問い合わせ(ご質問、ご注文など) | 羽田製茶にご注文 | シリコンバレー不動産 | English site

お問い合わせ(ご質問、ご注文など) | 羽田製茶にご注文 | シリコンバレー不動産 | English site

プロフィール

Maintenance by

Pages

最近のブログ記事

サインイン

2022年3月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

アーカイブ

タグクラウド

サインイン