20%の計画性と80%の楽観性。20%の完全主義と、５回の繰り返し。

小林正観さんの本で、納得がいかないというか、本当なのかと考え込んでしまうことがありました。

人生の予定は、ほぼ生まれる前に自分で決めてくるそうです。それで、記憶を失って生まれてきても、計画を作った本人なので、 分かれ道にくるとやっぱり自分で計画通りのほうを選ぶという話です。

それで、自分のことを考えてみたら、計画性って２０％ほどしかないと気がつきました。残り８０％は楽観主義です。

いいなぁ、と思ったら、ちょっと調べて実行に移しています。そうでなければ、糸の切れた凧のように、アメリカまで移住して来ないです。

でも、これはそんなによくないことではなくて、ソフトウェアのエンジニアにも結構、共通するようです。「大丈夫、いける、いける」 と言って、プロジェクトを始めてみると、１０倍ほど苦労するというものです。

その苦労を最初から知っていたら、始めなかったかもしれません。２度目、３度目も同じです。経験がついても、 楽観度は変わらないように思います。

そうすると、私自身が生まれる前に計画を立てたとしても、２０％程度しか立てていない気がします。８割はなりゆきの空白です。

方向修正どころか、方向転換までできそうです。そんなものかもしれません。

もう１つ気がついたことがあります。トイレ掃除や台所掃除をしていたのですが、どうみても、２割程度しかきれいにならなくても、 満足して掃除をやめてしまうのです。

完全主義度は２割です。完璧からは、ほど遠いです。

それでも、５回ほど繰り返すと、それなりにきれいになってきます。

ということで、自分は楽観主義で、５回ぐらい繰り返しをすると、それなりの結果が出るんだなぁ、ということがわかりました。 ５回の覚悟でいいわけです。

みなさまは、いかがでしょうか？

-Naoki