卒業される方へ、太陽とろうそくのおはなし

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3月ということで、卒業の季節ですね。おめでとうございます。

この間、お友だちが会社を辞められるということで、思ったことです。

卒業と期限

みなさんは、いままでに何度も卒業ということを体験していると思います。

保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校などとどんどんレベルアップがあるわけです。

実は、あまり目標なりレベルを達成していなくても、半自動的に卒業してしまいます。

よほどのことがないと、留年とはならないと思いますので、時期がきたら卒業というわけです。

強制卒業

本来であれば、ある程度の経験をもって卒業の認定となるべきですが、時間制限のほうが重要というわけです。

半強制的と思われる方もいると思います。でも似たようなことは、ずっと続きます。

たとえば、会社で働いていてレイオフされたとすると、それも卒業のようなものです。

自分で選ばなくても、「あなた、そろそろ、次へ行きなさいよ」となるわけです。

私も含めて大抵の人は、将来、死にますのでそれも卒業と考えることもできます。

生まれ変わりも含めて、永遠に続くと考えると、あんまり先を急いでもしょうがないと思います。

それならば、どの段階にいても、楽しめばいいわけです。

受験生も浪人の人も、その状況にあった楽しみ方をすればいいわけです。

自主卒業

同じような拡大解釈ですが、自主的に卒業を早めるというのがあります。

学校では飛び級のようなものあったりしますが、趣味やグループ活動でも同じようなことがあります。

一般的に感じるのは、「飽きる」ということです。「向いていない」と思う場合もあります。

そう思ったときには、1つの卒業だと考えて、他のことを試してみるのもよろしいと思います。

ただ、ある程度は3ヶ月なり一生懸命やってみた上で、考えるほうがいいようです。

ゲームもルールぐらいは覚えないと、面白いのかどうか分からないですし、仕事でも一生懸命やってみると、面白さがわかったりします。

独立

学校や会社や趣味のグループなどには、どうも、依存性があるように思います。

組織作りをする立場からすると、そのような依存性のあるような組織は、いいのかもしれません。

別によくないことでもなくて、みんながわきあいあいと楽しむような、依存性なら結構なことだと思います。

それにも飽きてくると、やっぱり卒業と考えるのがいいようです。

つまり、依存からの独立心が芽生えてくるわけです。グループよりも、1人でやってみたくなったり、 心にろうそくの火がともったようなものです。

太陽とろうそくの火

昼間に日なたで、ろうそくの火やマッチの火をつけたことがありますか?

さらに明るくなるでしょうか?

答えはどうも、そうでないようです。

ろうそくの火自体の影が映ります。つまり、ろうそくの火が太陽の光を邪魔して、暗くなってしまうということです。

何のことかといいますと、先ほどのグループの依存性のことです。

リーダーとなる人が、太陽のように明るいと、周りの人にろうそくのような火をたくさんつけることができます。

ろうそくのような周りの人も、すばらしく輝いているのですが、影のようになってしまうということです。

暗闇とろうそくの火

そのろうそくの火を持つ人が、太陽から離れて、暗闇へ行ったとします。

そうしますと、その光は小さくても、とてもありがたい光になります。

世の中に光を広めることが出来るわけです。そうすると、ろうそくの火が、たき火とかにレベルアップできるわけです。

最初の会社を辞められるお友達のことを聞いたときに、そのように思いました。

まとめ

誰でも、学ぶことを止めなければ、いつまででもどんどんレベルアップするわけです。

レベルアップの儀式が、卒業というわけです。ですので、どういうわけであっても、おめでとうございます、でよろしいと思います。

それ以外の時には、一生懸命、楽しめばよろしいと思います。

ありがとうございます。

-Naoki

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