問答:この世の学校と、あの世の家庭

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2008-08-16

なおき:ベンさん、いらっしゃいますか?

ベン:はい、いますよ。こんにちは。

なおき:いろいろ聞きたいことがあるのですが、よろしいでしょうか?

ベン:はい、私でよければ、いくらでも。

なおき:ありがとうございます。ベンさんは、仏壇のようにこのお家に来られるそうですけど、 浮遊霊や地縛霊のようなのではないのですよね?

ベン:はい、そうです。日本人の方の感覚ですと、成仏している状態です。あの世にいても、戻って来れるのですよ。

なおき:あの世のお話とか、臨死体験のお話は、いろいろ聞いたり読んだりするのですけど、似てるような似ていないような、 あんまり共通性もないのですよね。それで、個人的に理解しているのは、以下のようです。肉体などがないことによって、 すべてが思いや意思や感情などの精神的なものによって、あたかも現実かのように体験できてしまい、下手するとはまってしまうのが、 死後というかあの世の世界なのかなと思います。肉体というリミッターは、解除されるようなのですけど。

だから、いろんなお話があるのだと思います。その上での質問なのですけど、いいでしょうか?

ベン:はい、いいですよ。一応、私も成仏ということで、生きていたころのことも仮清算されていまして、頭もすっきりしています。 次に転生するまでの待ち状態のようなものです。

なおき:いつまで、待つのですか?

ベン:いつまででも、本当は自分で決められるのです。現世に気になるものがあったり、自分のことを覚えてくれている人がいる間は、 見届けたいという気持ちもあります。この見届けるという意味では、こちらの世界のほうが都合がいいのです。

なおき:そうですか。今は特に近くには感じないのですけど、娘の出産の時には近くにいたように感じます。あの時は、 物理的に近くにいたのでしょうか?

ベン:はい、そうです。先日、ちょくちょく顔を出すとお話したでしょう。そんな感じです。

なおき:あの世にいる人が、現世というかこちらに来るのは簡単なことで、誰でもできるのでしょうか?

ベン:人によるのでしょう。私はだいぶ自由になりました。もっと自由な人もいますし、束縛されているような人もいます。 地球上に生まれてくるのを、学校のようなものだというご意見は聞いたことがあるでしょう?

なおき:はい。飯田さんとか、いろいろあります。

ベン:そうしますと、そちらからみてあの世というのは、お家のようなものです。読まれていた本でも、「神へ帰る」 とかありましたでしょう。そのお家の種類がいろいろあるわけです。学校でもそうでしょう。40人のクラスで、 同じように数学の授業を受けるわけです。数学が好きでも、嫌いでも、同じ先生で同じ授業なわけです。そこであなたのような人は、 楽しんでもいいし、楽しまなくてもいいのなら、楽しんだほうが得だと言ったりするのです。

ところが、家に帰るとそれぞれの生徒はまったく違った家庭があるわけです。それがあの世のようなものです。

なおき:なるほど。門限がある家庭や、放任主義の家庭があったりするのでしょうか?

ベン:そうです。学校に迎えに来る親御さんも違います。本当は自分で決めているのですけど、死んだばかりというのは、 頭がすっきりしないでボーとしたり、パニックになるものですから、お迎えがあるわけです。

なおき:なるほど。話が戻るのですけど、あの世というのがお家ということなんですけど。浮遊霊の人とかは、 そうすると帰るところのないホームレスのような人なのでしょうか?

ベン:似たようなものです。数日前の問答のお話にもありましたでしょう。責任放棄というのは、 自由を放棄することと同じであるということです。ホームレスとか浮遊霊というのは、一見自由のように見えて、実は自由さを失っているのです。

なおき:なるほど。責任放棄というからには、なにかやっぱりしないといけないことがあるのでしょうか?

ベン:宿題のようなものもありますが、それは家でこなしてもいいし、来世として学校でこなしてもいいです。ほかに重要なのは、 手続きのようなものがあります。この世の仕組みはほとんど全自動のようなものですが、その中で自由さがあるというのは、 ある程度の手続きがあります。パスポートや電車の切符のようなものです。通常は常識的なことですので、問題にはならないのですが、 あまりにも現世に執着があると、この常識的な手続きができなくなってしまうのです。

なおき:そうですか。なにか生きている人たちへのメッセージとかありますか?

ベン:私の生きている時代など戦争の時代で平和を渇望したものです。今の時代に生きるには、思いっきり楽しんで、 いただくのがよろしいでしょう。ペンキ塗りなども思う存分なされるのがよろしいかと思います。

なおき:ペンキ塗りには飽きて来たところもあります(笑)そうですね。結果はあまり気にせず、思う存分、 好きなことをするのがいいようですね。常識の範囲と原因と結果の法則は、考慮のうえですけど。ありがとうございます。

ベン:ありがとうございます。

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