問答:感情のモニターと傾きセンサー

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羽田麗花 アイズリー Aislee 感情の客観視などはできるように時間がかかるそうです。

 

やっぱり長期課題のひとつなのでしょう。

 

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2008-10-27

 

なおき:ガタルさん、おはようございます。今日もよろしくお願いします。

 

ガタル:おはよう。

 

なおき:前回の言葉の、「感情というものを感じつつ支配されず、 他人の願望と自分のしたいことを混同しないようになれば、自分の魂の本質が見えてこよう。」というのを考えていたのですけど、 あんまりよく分からないです。

 

最初の部分はわかりますよ。感情というのは、おもちゃのようなものなんですよね。 最近の携帯やiPodにあるような傾きセンサーのようなもので、あたらしいアンテナとか感覚器官のようなものですね。 感情による支配というのは強力ですから、それにまかさないほうがいいというわけですよね。

 

ガタル:そのようなところであろう。

 

なおき:それはまぁ、1つの課題でもありますが、なんとなくできそうな気はしますよ。 自分の中に自分を客観的に見る監視システムを作ればいいように思います。 つまり感情的な反応に対して反射的にレスポンスを返さないで、ちょっと解析してみるというだけですね。

 

2つ目の部分は、他人の願望と自分のしたい事を分けるというのは、あまり簡単な感じはしないです。 セールスやマーケティングなどは売り手の願望なわけですよね。最近では、 初めて製品やサービスを買うのに平均27回ほど見ないと買わないそうですよ。つまりそのうち洗脳されて、 自分にはこれが必要だと思うようになってしまうわけですよね。バイアグラとか、うつ病の薬なんてそうでしょう。

 

他には、学校や会社での組織内での価値観がありますよね。 それにあわせるのは処世術の1つでもありますけど、組織的な価値観というのは大義名分でもあるので、立派に思えますけど、 誰かの目的の手伝いということなんですよね。自分独自のものとは、合わないこともあると思いますよ。 営利目的は別にしても宗教団体も、スピリチュアル系のグループも似たようなところがあるようにも思います。

 

最後は家庭ですよね。この間、 2人の子育ての終わった女の人に子育てにおける親の影響力はどれくらいかと聞いてみたのですけど、やっぱり、 かなり大きいということでした。少年ジャンプに掲載中の漫画で、そういうのがあって気にはしていましたし、 自分も親になったわけですから。

 

こういう部分はどうしたらいいのでしょうか?

 

ガタル:自分の役割というのを考えればよかろう。 なにかの役職であればそれに見合った仕事のほかに態度と言うものも必要とされる。少々の変更は許容範囲内であろうが、 どうしても合わなければ辞めればよかろう。

 

なおき:そんなに適当でいいのですかね?親は辞めることはできないでしょう。

 

ガタル:その場合は、自分にとっての都合というのを子供に押し付けなければいいだけである。 便利だと思う情報は役に立とう。自分の都合と言うのもが入ると、わずかにでも方向性が生まれる。以前の話で出てきたように、 その方向性は思っていないほどの影響力を持つことがある。

 

なおき:そうですか。それで、他人の願望と自分のしたいことを区別するというのは、 本当にいいことなのでしょうか?個人的には、そういうのが分かった時点で、自分自身に対してウソがつけなくなります。 そうすると、反組織的とはいわなくても、ジタバタしたりして、あまりいい組織員ではなくなりますよ。処世術的には、 あまり利口な選択とはいえないでしょう。

 

他には、全部感謝で受け入れるという方法もあると思います。それも試してみましたけど、 そうすると自分のしたいことという部分がなくなるだけのような気もします。他の人の願望というのが多すぎますから、 押しつぶされるというほうが近いかもしれません。そうすると、どこかに無理が出てしまうので、 あの小林正観さんでもいろいろルールを作っていますよ。写真禁止とか、タバコ吸う人はうたし会に入れないとか、まぁ、 かなりゆるいルールですけど。

それで、自分のしたいことというのはキープするのがいいのでしょうか?

 

ガタル:それが創造性の部分であろう。魂の本質でもある。もともと誰にもある。 それが発揮されるほど、1つの面の幸福感は満たされよう。つまり神に1歩近づくことになる。他の人に影響がなければ、 何をしようが構わぬ。庭に穴を掘るのもよかろう。しかして、以前にメッセージを受け取ったように「全ては共同作業である」 というのがあろう。つまり、自分がしたいと思うことが本当に自分の魂の部分から来ているわけではないことも多々にある。 繰り返し蒸留して、純度を高めるような方法である。

 

なおき:そうなんですか。世の中に残る傑作というような作品は、 インスピレーションを受けて自分が道具に徹しているというのが多いように思いますよ。 正観さんはそれを頼まれごとと翻訳しているようです。 それと自分が創造的にしたい事をいうのを作る場合と違うようにも思いますよ。

 

ガタル:インスピレーションは、生まれる前に自分で設定したとも考えられるであろう。 つまり自分の創造性といえよう。生まれてからは、受信能力と現実化するためのスキルが必要になる。 どんなにすばらしい名曲のインスピレーションを得ようと、作曲能力がなければ、他の人に聞かせることはできまい。

 

なおき:そうですね。いろいろすることはありますね。みんな時間がかかることなので、 楽しみながらですね。

 

セールスやモチベーションのセミナーとかも、一番効果的な利用方法は洗脳されることなんですよね。 いちいち自分の中で反論がでないようにして、実行に移せますから。短期的には売り上げなど効果はありますけど、 長期的にはやっぱり無理が出てくるようです。自立思考がやっぱり必要なんでしょうね。ありがとうございます。

 

ガタル:うむ。

 

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