不動産:ストロング・オファーの書き方

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ストロング・オファー

お家を買うときに、オファー・レター(offer letter)を書きます。

受理(accept)されやすいオファーをストロング・オファー(strong offer)といいます。

基本的な、オファーは以下の3つの条件です。

1)購入提示の金額: offer price
2)ローンの条件:loan contingency
3)検査の条件:inspection contingency



1)購入提示の金額

当然、金額の高いほうがいいです。他に買う人がいなければ、安くできます。
逆にたくさんいれば、高くなるというのが市場原理です。

ただし、高い金額を出しても、ローンが降りなければ、全部、はじめからやり直しになります。

ローンの条件なしとできる、現金での一括購入できる人は、ストロング・オファーとなります。

現在では、現金での一括購入者がかなり多いです。多いのは、お金持ちや、不動産投資家もそうですし、アジア系の家庭で家族でお金を集めて買う人も多いです。

同じ金額であれば、Cash offer には、通常勝てません。


2)ローンの条件

ローンの条件とは、「頭金何%でローンを借ります。ローンが借りられなければ、この話はなかったことにしてください。」というものです。

つまり、ローンが降りなければ、売買契約は白紙となります。

頭金の少ない人は、ローンが拒否される可能性が高いです。20%が標準です。

以前は0%の頭金でもローンが下りました。それは、サブ・プライム・ローンです。

出せるのであれば頭金を20%ではなく、30%、40%とすると同じ金額でも、ストロング・オファーとなります。

リファイナンス(refinance)すれば、お金を引き出せますので、これがお薦めに思います。

3)検査の条件

家の通常の検査と、シロアリの検査も行います。通常、これは省きませんので、大丈夫です。


まとめ

オファープライス(購入提示の金額)を上げればいいというものではありませんので、そこを注意しましょう。

金額を上げた分は、全てローンとなります。$5000のローンを支払うには、毎月$1000余分に払っても半年近くかかります。

普通の不動産エージェントの人は、オファープライスを上げることを薦めます。そうすると、コミッションも高くなりますし、見かけ上簡単な方法に思えます。

毎月の支払いは、少ししかあがりませんが、ローンの金額は確実に上がります。

個人的には、頭金を増やす方法をお薦めします。オファープライスを安くできて、ローンの支払いも少なくでき、必要であれが、リファイナンスなどで現金を引き出せます。

現金で持っている必要があるので、なかなか難しいのはわかりますが、これが一番いい方法に思います。

ありがとうございます。

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