不動産:アップデート情報 ショートセール、差し押さえ物件、コンドミニアム、売れるまでの日数

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ショートセール (Short Sale)

今までは、元のオーナーが物件とローンを手放すというだけでしたが、銀行側がオーナーに対して2万ドル程度の借金を残すことが条件になったようです。

つまり、オーナーは物件を手放した後に、さらに借金が残るとなります。

最後のプロセスで出てくる書類のようで、それにサインをしないと、差し押さえとなります。

関わっていた物件の1つがそうなって、半年以上かけていた手間が無報償となりました。買い手のほうも物件の検査などで$600ほどかかっていた分が無駄となりました。

残ったのは経験です。その経験からすると、ショートセールはお薦めしないとなります。

銀行の差し押さえ物件: Bank Owned Property

以前に比べて、物件のコストパフォーマンスがよくなくなってきています。

もともと、物件はメンテナンスがされていなかったり、壊されたりしていることも多いので、後で手がかかります。この部分は数千ドル分です。

AS IS (そのままの売り)ということなので、シロアリなどの処理も全て買い手側にあります。これも数千ドル分です。

さらに買い手側の手数料が、通常の売買よりも高くなることがあります。これも数千ドル分です。

上記の合計で、1万ドルほど余分にコストがかかると考えてもよいです。

ただし、物件自体が市場価格(market price)より、数万ドル安く買えれば、それでもお得という感じでした。

現在では、普通の物件が市場価格に合わせて、差し押さえ物件と同じ価格で売られています。

銀行差し押さえも、あまりお薦めできないといえます。

コンドミニアム (condominium)

特には変化はないのですが、値下がりするところはかなり落ちています。

私たちが以前住んでいて、今貸している1ベッドルームのコンドは、2002年あたりに$178k で買って、2005-2006年あたりでは$260kほどでしたが、現在では$100k 以下で売られています。

投資物件として買うには、お薦めかもしれませんが、ローンの条件がよくなくなっています。

ここ数ヶ月の話ですが、同じ条件であるにもかかわらず、ローンで利率が割高にされるようになりました。

銀行側の言い分によると、現在差し押さえとなっている物件の多くが、コンドやタウンハウスであるからということだそうです。

物件の売れるまでの日数

購入希望の多いエリアや、誰もがいいなぁと思うような物件は、非常に早く売れています。早くというのは1週間以内で複数のオファーが集まり、カウンターオファーの連絡もないまま決まることがおおいということです。

真剣に探すのであれば、物件の更新情報をメールで配信するように設定して、すぐにオファーを書ける準備をして、物件探しをするのがいいと思います。

まとめ

いろいろ状況が変わりますので、不動産エージェントの人と密に連絡を取るのがいいと思います。

お手伝いをご希望の方は、お気軽にご連絡くださいませ。

ありがとうございます。


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