問答:自己認識の段階、ファームウェアのアップデート

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2009-07-14

なおき:自我と自己認識というのは、似ているようですが、やはり違うものなのでしょうか?

自己認識というのは、知覚できることなので、なんとなく判りそうな気がします。

自我やエゴも、形のないものです。どちらかというと、本人よりも周りの人からの観察で認識されるようにも思います。

この間の話であれば、自我はATフィールドのような拒絶の壁ともなれば、雲のようにも混じりつつ遠めには確かに境界のあるようなものとなるのかもしれません。

雲というか幽霊のようにも思えるかもしれないです。

スキーやスノボーとかでも、自分の装備を自分と感じるときもあります。バイクや車もそうですし、ゲームなどの画面上のキャラクターもそう思うときもあります。

一軒家に住むようになってからは、犬猫の縄張り意識のように、境界というのも以前よりはっきり意識するようにもなりました。作られた意識とも思います。

だから、どうということはないのですが、なんとなく気になっています。

ナムル:この間、絵を描いておったように、知覚というのは情報交換でございますな。

意識しなくても、視界や匂いや音としてとらえることが第一段階。

認識することが、第二段階。

意識を向けることやしゃべることで、第三段階。

自分の意識のフィードバックが認識できること、これが第四段階ですな。

どの段階であっても、情報は入って来ております。望まぬとも入ってくるので、ございます。

その情報に対して、どのように反応するか、それが自我ともいえるでしょう。

場合によっては、反射的な防御反応でもあり、自分の意思と同じものでもありましょう。

まぁ、人間という物理的なハードウェアに基いたファームウェアのようなものともいえましょう。

その本質は、善とはいえるものではないかもしれませぬ。

その上に、精神や良心や魂などというもの乗っかることで、はじめて善とも言える方向性が見えてくるともいえましょう。

それらがうまく繋がれば、上からファームウェアとも言える自我のアップデートが可能でもあります。それができると、肉体といったものものの本来の性能を引き出すことができるようになります。

つまり、自我というものが大きな制限でもあり、大切な部品でもあるのです。

なおき:そうですか。ファームウェアのアップデートに失敗すると、壊れたりしますよ。

ナムル:そうでございますな。それなりのリスクは伴いますし、望まぬとも自動的にアップデートもされます。

お子さんなどそうでしょう。だんだん、自我が芽生え、意思表示もできるようになってきているでしょう。少しずつ選びながらインストールしていると思ってもよろしいでしょう。

この間のガンの御仁もファームウェアのアップデート中ともいえるでしょう。正念場でもありますが、乗り越えれば、もう一段違った世界を体験できるでしょう。

まぁ、あんまり気にすることもありますまい。

皆さん方は、小学校の小学生のようなものでございます。ただ、学年がわからぬようになっています。1年生も6年生もごちゃまぜというものです。

特に先生のような人は、すぐにわかるでしょう。

なおき:まぁ、そうでしょうね。自分の未熟さを認識すると、なんとなく小学生ぐらいという気がしますよ。中学生だったら、小学生の記憶もありそうですけど、ありませんし。

ナムル:よくできたシステムですが、適当でおおざっぱなところがたくさんあります。だからこそ、いろんな遊び方ができるというものです。宝探しも、探検も、ごっこ遊びもできるというものです。

法則のようなものは、制限ともなりますが、ゲームの戦略ともなりましょう。

まぁ、乗せられたと思って楽しむのもよろしいでしょう。

なおき:そんなものなんでしょうかね。ありがとうございます。

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