英文履歴書の書き方 2010年版

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トレンド

10年前の履歴書に手を加えて使っていませんか?

履歴書(resume)の書き方には、トレンドがあります。古い書き方では、効果が薄れてしまいます。

本などでも古い英文履歴書の書き方を参考にしていると、そうなってしまいます。ウェブサイトも古い情報のままのところがあります。


2010年版

5月からの仕事探しのために、私も履歴書を更新しています。それで教えていただいた情報などをまとめてみます。

2秒

人事の人は、たくさん履歴書を見るので1人のを見るのに費やす時間は、平均2秒だそうです。

2秒でなにがわかるというと、ほとんどレイアウトぐらいです。つまり、レイアウトがおかしいとその時点で却下となります。

レイアウトはできるだけ見やすいようにしましょう。

15秒

人事の人が、電話インタビューをするとか、連絡をとってみようと決めるのに費やす時間は、約15秒だそうです。

15秒で概要がわかるような読みやすい文章とレイアウトにするのがいいようです。

古い書き方

OBJECTIVEは、もう書かないです。代わりに、Summary と Specialty (または Skills)を使います。

住所も書かないです。今では、いくらでもあちこちに転送されてしまうので、City ぐらいまでにしたほうがいいそうです。

2ページ

2ページにまとめるというのは昔と同じです。ただ、1ページにまとめられるようであれば、そのほうがいいようです。

カバーレター

昔はあまり聞きませんでしたが、2ページの履歴書+カバーレターというのが一般的だそうです。

履歴書で書けないところなどは、カバーレターに書くのがいいようです。

例えば、永住権の保有者であれば、履歴書のなかよりもカバーレターに書くなどです。

Summary の書き方

会社側が出しているポジションの job description (仕事の概要)に合わせる必要があります。

MUST HAVE というように書いてあるスキルや経験などがあれば、それに合わなければ、素通りされます。

合えば、その証拠となることが過去の経歴にあるかを確認されます。ですので、経歴の部分には、もう少し詳しいことを入れるのが効果的です。

Specialty / Skills の書き方

最近では、ほとんどがデータベースに入れられるので、キーワード検索でヒットしたものだけしかなかなか見てもらえないです。

Summaryと同じように、仕事の概要にあるようなプログラミング言語などのスキルは、リストアップする方が効果的となります。

経歴の書き方

私の昔の履歴書がそうだったのですが、仕事の内容や仕事上の責任しか書いていませんでした。

これではあまり効果的ではないです。

最近の効果的な書き方では、PARというフォーマットを推奨しているところが多いです。

Pは、Problem, Performance などの Pです。つまり、最初に問題ありきというところです。

Aは、Action の A です。それに対して、どのような行動をとったかというところです。

Rは、Result の R です。そしてどのような結果をもたらしたかというところです。

例えば、顧客からの返品の多い製品があったとします。よく調べてみたら、使い方が分かりにくいということがわかりました。
マニュアルを改善したところ、返品率が何%下がって、売上が何%増えた。というような例です。

これを2-3文に簡潔にまとめて、経歴の1項目とします。

それを読んだ人が、「ほう、それはすごいな。どうやって、それを達成したのかな?」と思い、話を聞いてみたいと思えば、インタビューの可能性が格段に上がります。

PARの準備

実際には、2-5文程度で、PAR の1項目づつをまとめます。それを要約して、簡潔な2-3文とするわけです。

そのワークシートは、インタビューの時にも有効なので、保存しておいて、インタビュー前に読みなおすといいようです。

10年前の経験

今の会社に来る前ですが、ウェブ関係の会社で働いていました。

そのころシリコンバレーでは、ba というニュースグループがあり、ba.jobs というところに求人のセクションがありました。

そこで、"web"と検索したら250件ほどヒットしたので、内容を読まずにすべてに履歴書を送りました。

リクルーターが投稿していたのも多かったようで、ひとりの人には7通ほど届いてしまったようです。

今では有効な方法ではないと思いますので、お薦めはしません。

最近の定番

定番は、LinkedIn となっているようです。どれくらいかというと、履歴書の名前の直下に LinkedIn のプロフィールへのリンクを入れることが推奨となっているくらいです。

これは同時に、個人から会社へ直接連絡を取ることが定番となっているとも言えます。

LinkedInのプロフィールはしっかり書いて、できるだけ仕事関係の人から紹介文を書いてもらえるようにするといいと思います。

リクルーター

個人での連絡が確実に取れるということで、リクルーターの仕事が減ってきているようにも思います。

仕事探しはリクルーターにまかせず、自分から探すようにしている人は、早く仕事が決まっているようです。

まとめ

上記の情報は、まだ学習段階のものです。本当に効果的かなどはわからない部分もありますので、自分の履歴書に使う場合には、自己責任でお願いします。

私のLinedInのプロフィールは以下にあります。まだ、改善中ですので、アドバイスをいただけるととても助かります。

http://www.linkedin.com/in/naoki

ありがとうございます。


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